補助金の話

千葉県の住宅補助金一覧|新築で使える2026年の制度を紹介

千葉県の住宅補助金一覧|新築で使える2026年の制度を紹介

千葉県でマイホームを新築する際、国や県、市町村が実施する補助金制度を有効活用すれば、建築費用の負担を軽減できる可能性があります。

 

しかし、「自分はどの補助金を利用できるのか」「具体的にいくら補助してもらえるのか」と疑問を抱く方も多いでしょう。

 

本記事では、千葉県の新築住宅で活用できる2026年の最新補助金制度を詳しく解説します。

 

なお、今回紹介する内容は2026年9月時点で公開されている情報をもとに制作しています。補助金には募集期間や予算枠が設けられており、予算に達し次第、早期に受付を終了する場合もあります。
申請を検討する際は、各制度の公式ホームページで最新情報を確認し、早めに準備を進めましょう。

 

この記事の目次
  1. 千葉県独自で利用できる新築住宅の補助金
  2. 千葉県で利用できる国の新築住宅向け補助金
  3. 千葉県内の市町村で利用できる住宅補助金
  4. 住宅補助金を利用するときの注意点
  5. 千葉県で補助金を活用して新築住宅を建てる流れ
  6. 千葉県の住宅補助金に関するよくある質問
  7. まとめ

千葉県独自で利用できる新築住宅の補助金

千葉県独自で利用できる新築住宅の補助金

千葉県内で新築住宅の取得や省エネ設備の導入を検討中の方に向けて、県独自の補助金制度の補助金額や申請条件、申請期間を紹介します。

 

補助金には予算上限が設けられており、予算に達し次第、受付が終了する場合があります。各制度の申請条件を確認し、早めに準備を進めましょう。

 

金額

申請条件

申請期間

URL

千葉県ネット・ゼロ・エネルギーハウス導入促進事業補助金

50万円~100万円

県内に主たる営業所を有する中小工務店および共同事業者(本事業の対象となる住宅を取得する個人)であって、所定の条件を満たすこと

令和8年5月29日~令和8年11月20日

※期間内であっても予算がなくなった時点で受付を終了

https://www.pref.chiba.lg.jp/ontai/hojo/zehpromotion.html

住宅用太陽光発電設備等に係るリース等導入促進事業補助金

太陽光発電設備:1kW当たり7万円

蓄電池:12万円

太陽光発電設備および蓄電池の設置プランを登録したリース・PPA事業者であって、所定の要件を満たすこと

令和8年6月26日~令和8年12月18日

https://www.pref.chiba.lg.jp/ontai/hojo/solarpowerhojo.html

葉県ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス導入促進事業補助金

千葉県ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス導入促進事業補助金は、県内でZEHなどの高性能な住宅を取得する方を支援する、県独自の補助制度です。断熱性や省エネ性能に優れた、環境負荷の少ない住宅の普及を促進することを目的としています。

 

注文住宅の新築だけでなく、一定の条件を満たす新築建売住宅の購入も対象となる点が特徴です。県内に主たる営業所を有する中小工務店などが施工した対象住宅を取得する個人などが、補助の対象となります。

 

千葉県内で環境性能に優れた住宅の新築や購入を検討している方は、対象条件を確認したうえで、本補助制度の利用を検討してみましょう。

住宅用太陽光発電設備等に係るリース等導入促進事業補助金

本制度は、住宅用の太陽光発電設備や蓄電池を、リースやPPA(電力購入契約)方式で導入する際に活用できる、千葉県独自の補助制度です。初期費用を抑えながら、再生可能エネルギー設備を導入できる点が特徴です。

 

補助金は住宅所有者に直接交付されるのではなく、県に登録されたリース・PPA事業者に交付されます。事業者は、補助金相当額を契約者の月々のリース料金やサービス利用料の引き下げに充てることで、契約者の費用負担を軽減します。

 

対象となるのは、原則として太陽光発電設備と蓄電池のセット導入です。初期費用を抑えて再生可能エネルギー設備を導入したい方や、災害時の停電対策を検討している方は、本制度の利用を検討してみましょう。

千葉県で利用できる国の新築住宅向け補助金

千葉県で利用できる国の新築住宅向け補助金

次に、千葉県での新築時に活用できる国の補助金制度について見ていきましょう。

 

具体的には、以下が挙げられます。
 

 

金額

申請条件

申請期間

URL

みらいエコ住宅2026事業

35万円~125万円

住宅の床面積が50㎡以上240㎡以下であるほか、所定の条件を満たすこと

申請開始~令和8年12月31日まで

※期間内であっても予算がなくなった時点で受付を終了

https://mirai-eco2026.mlit.go.jp/

給湯省エネ2026事業

給湯器の種類や性能に応じて異なる

給湯器は一定の性能を満たす高効率給湯器であるほか所定の条件を満たすこと

令和7年11月28日~令和8年12月31日まで

※期間内であっても予算がなくなった時点で受付を終了

https://kyutou-shoene2026.meti.go.jp/

みらいエコ住宅2026事業

みらいエコ住宅2026事業は、省エネ性能の高い新築住宅の取得などを支援する国の補助制度です。新築住宅への支援は国土交通省・環境省の合同事業が実施しており、エネルギー価格高騰への対応や、2050年カーボンニュートラルの実現に向けた省エネ住宅の普及を目的としています。

 

本事業では、GX志向型住宅、長期優良住宅、ZEH水準住宅など、住宅の種類や性能に応じて対象条件や補助額が異なります。住宅の省エネ性能だけでなく、世帯要件や住宅の取得方法などによっても適用条件が変わるため、自身のライフスタイルや予算に合わせて、対象となる住宅の種類を確認することが大切です。

 

2026年に新築住宅の建築や購入を検討している方は、事前に対象要件や申請方法を確認し、本制度の利用を検討しましょう。

給湯省エネ2026事業

給湯省エネ2026事業は、エコキュート、ハイブリッド給湯器、エネファームなどの高効率給湯器の導入を支援する国の補助制度です。

 

家庭のエネルギー消費において大きな割合を占める給湯分野の省エネ化を推進し、エネルギー需給の改善に貢献することを目的としています。本事業では、対象となる給湯器の種類や性能に応じて、定額の補助金が交付されます。

 

さらに、一定の性能要件を満たす給湯器への加算や、既存住宅のリフォームで高効率給湯器の設置に伴い、対象となる電気蓄熱暖房機・電気温水器の撤去に対する加算も用意されています。新築注文住宅や新築分譲住宅への導入では、購入・工事だけでなく、一定の条件を満たすリース利用も対象となります。

 

また、補助対象者が個人の場合は、申請時にJ-クレジット制度への参加意思を表明する必要があります。

 

高効率給湯器の導入を検討している方は、対象機器や契約方法などの要件を事前に確認し、本制度の利用を検討しましょう。

千葉県内の市町村で利用できる住宅補助金

千葉県内の市町村で利用できる住宅補助金

千葉県内の自治体では、地域独自の住宅補助金制度を実施しています。

 

ここからは、千葉市・船橋市・松戸市で利用できる住宅補助金を紹介します。自治体によって対象となる住宅や設備、補助金額、申請条件などが異なるため、各制度の内容を事前に確認しましょう。

千葉市では、地球温暖化対策の一環として「住宅用設備等脱炭素化促進事業補助金」を実施しています。

 

2026年度は、環境性能に優れた住宅や設備の導入を支援しています。主な補助対象と補助金額は、以下のとおりです。

 

  • ZEH+(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス・プラス)の取得:10万円
  • エネファーム(家庭用燃料電池システム)の設置:10万円
  • 定置用リチウムイオン蓄電システムの設置:7万円

 

 

ただし、太陽光発電システムや窓の断熱改修は既築住宅のみが対象です。新築住宅で利用できる設備や補助金額には条件があるため、対象となる住宅や設備を確認しましょう。

 

新築住宅への省エネ設備の導入を検討している方は、申請受付期間や対象条件を確認し、早めに準備を進めましょう。本制度は事後申請のため、設備の導入・住宅の引渡しが完了したあと、原則として引渡し完了日から2ヶ月以内、かつ申請受付期間内に申請してください。

 

船橋市の住宅補助金

船橋市では、脱炭素社会の実現に向けて「住宅用設備等脱炭素化促進事業補助金」を実施しています。太陽光発電システムや省エネルギー設備などの導入費用の一部を補助する制度です。

 

公式の「てびき」によると、太陽光発電システムやエネファーム、定置用蓄電池などは、新築住宅と既築住宅のどちらも補助の対象となります。

 

ただし、集合住宅用充電設備のように、対象となる住宅や設備が限定されるものもあります。申請前に、利用する設備や住宅の種類が対象となるか、必ず要件を確認しましょう。

松戸市の住宅補助金

松戸市では、ゼロカーボンシティの実現に向けて、住宅用省エネルギー設備などの導入費用を補助しています。対象となる設備には、定置用蓄電池、家庭用燃料電池(エネファーム)、窓の断熱改修などがあります。ただし、土地の購入費は補助の対象外です。

 

また、LCCM住宅の新築や改修を対象とした補助制度もあり、補助金額は上限50万円です。環境に配慮した住まいづくりを検討している方は、それぞれの制度の対象条件や申請方法を事前に確認しましょう。

住宅補助金を利用するときの注意点

住宅補助金を利用するときの注意点

住宅補助金を活用する際は、契約や着工後に確認するのではなく、住宅会社との初期の打ち合わせ段階で、補助制度の対象となるかを確認することが重要です。制度ごとに対象者や申請時期、対象となる工事・設備などの要件が細かく定められているため、入念な事前計画が欠かせません。

 

また、補助制度には予算上限が設定されており、申請期間内であっても、予算に達した時点で受付が終了する場合があります。余裕を持ったスケジュールで、早めに申請準備を進めましょう。

 

さらに、国・千葉県・市町村の補助金を併用できる場合がある一方、同じ工事費や設備費に対する重複補助が認められないケースもあります。思わぬトラブルを防ぐためにも、補助制度の併用可否や申請条件を事前に確認しておきましょう。

千葉県で補助金を活用して新築住宅を建てる流れ

千葉県で補助金を活用して新築住宅を建てる流れ

千葉県で新築住宅を建てる際は、住宅が完成してから補助金を探すのではなく、土地探しや住宅会社選びなどの初期段階から、利用できる制度を確認しておくことが重要です。

 

申請時期や対象条件を確認せずに計画を進めると、利用できるはずの制度に申請できなくなるおそれがあります。具体的な流れは、以下のとおりです。

千葉県で補助金を活用して新築住宅を建てる流れ

補助金を上手に活用するためにも、計画の初期段階から制度の要件や申請時期を確認し、余裕を持って準備を進めましょう。

千葉県の住宅補助金に関するよくある質問

千葉県の住宅補助金に関するよくある質問

千葉県で利用できる住宅補助金について、補助金額や申請対象者の条件、国や市町村の補助制度との併用可否など、よくある疑問に答えます。

 

住宅の購入や建築を計画する際に確認しておきたいポイントをまとめていますので、制度選びや計画づくりの参考にしてください。

千葉県で新築住宅を建てると最大いくら補助されますか?

千葉県で新築住宅を建てる際の補助額は一律ではなく、住宅の省エネ性能や、子育て世帯・若者夫婦世帯などの世帯条件、利用する制度によって異なります。

 

国の住宅省エネ関連の補助制度をはじめ、給湯器や太陽光発電設備などを対象とした補助制度、各市町村が独自に設ける助成制度など、さまざまな制度があります。

 

制度や自治体によって、補助金額の加算条件や併用の可否などが異なるため、「最大〇万円補助される」と一概に断定することはできません。

 

実際に利用できる補助金額を確認するには、建築する住宅の性能や設備、建築予定の市町村で利用できる制度を事前に調べることが大切です。

千葉県の新築住宅向け補助金は誰でも利用できますか?

千葉県の新築住宅向け補助金は、誰でも無条件で利用できるわけではありません。各補助金を活用するには、制度ごとに定められた条件を満たす必要があります。

 

制度によって、省エネなどの住宅性能、子育て世帯などの世帯要件、居住地に関する要件などが設定されています。たとえば、みらいエコ住宅2026事業で長期優良住宅やZEH水準住宅を新築する場合、「子育て世帯」は原則として2025年4月1日時点で18歳未満の子がいる世帯、「若者夫婦世帯」は夫婦のいずれかが同日時点で39歳以下の世帯です。2026年3月末までに工事着手した場合は、2024年4月1日時点の年齢で判定します。

 

また、対象となる着工時期や、一定の条件を満たす施工事業者による建築が求められる場合もあります。同事業では一般消費者が直接申請するのではなく、登録された住宅事業者が申請手続きを行い、交付された補助金を建築主に還元します。

国・千葉県・市町村の住宅補助金は併用できますか?

国・千葉県・市町村の住宅補助金は、併用できる制度もありますが、すべての補助金を自由に組み合わせられるわけではありません。

 

補助対象が重複する国の補助制度は併用できない場合があるほか、地方公共団体の補助制度についても、国費が充当されている場合は併用できないことがあります。

 

一方で、補助対象となる工事や設備が重複していない場合など、国・県・市町村の制度を組み合わせて利用できるケースもあります。ただし、具体的な併用条件は制度ごとに異なります。

まとめ

まとめ

千葉県で新築住宅を建てる際は、国・千葉県・市町村が実施する補助金制度を活用することで、住宅取得にかかる費用を抑えられる場合があります。

 

ただし、補助金は制度ごとに住宅性能や世帯、居住地などの要件が定められているほか、予算上限や申請時期、着工前の手続きなどにも注意が必要です。

 

補助金を活用した家づくりを進めるには、土地選びや住宅プランの検討段階から、利用できる制度や申請条件を確認しておくことが大切です。

 

ノーブルホームでは、地域に根差した豊富なノウハウを活かし、お客様のご希望や建築エリアに合わせた住まいづくりをサポートしています。補助金の利用を検討している方にも、対象となる制度や条件を確認しながら、資金計画を含めた家づくりをご提案します。

 

なお、補助金制度の適用・採択・交付を保証するものではありません。補助対象となるかどうかや交付の可否は、各制度の実施機関が最終的に判断します。

 

千葉県で補助金を活用した新築住宅をご検討の方は、ぜひノーブルホームへご相談ください。

https://www.noblehome.co.jp/reception/

 

また、ノーブルホームの注文住宅について詳しく知りたい方は下記のページをご覧ください。

https://www.noblehome.co.jp/column/column-41573/

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桜井 鉄郎

宅地建物取引士

桜井 鉄郎 Tetsuro Sakurai

東証プライム上場の金融機関に勤務する現役銀行員。住宅ローン業務に関して受付から審査、不動産担保調査、火災保険付保、抵当権設定、ローン実行まで全ての手続きを担当し、ローン相談件数は1,000件を超えている。顧客一人ひとりに合わせた最適な資金計画の提案や、マイホーム購入に関連する法令、税額控除制度についてアドバイス。銀行勤務と並行し、不動産や金融、相続に特化し200本以上の記事を執筆、監修。専門的な内容をかみ砕き分かりやすく伝えることをモットーとしている。