注文住宅の話

注文住宅で決めることリスト|準備から完成まで時期別に解説

注文住宅を建てるにあたり、「何をいつまでに決めればよいのか知りたい」という方も多いのではないでしょうか。家づくりでは、予算・土地・間取り・住宅設備など決める項目が多く、何から手をつければよいのか迷うこともあるでしょう。

 

しかし、時期ごとに決めることを整理しておけば、家づくりをスムーズに進めやすくなります。

 

この記事では、注文住宅で決めることを準備から完成まで時期別に解説します。優先順位のつけ方も紹介するため、これから注文住宅を建てる方はぜひ参考にしてください。

 

なお、以下の記事では、注文住宅の特徴やメリット・デメリット、価格相場などを詳しく解説しています。注文住宅について基本から知りたい方は、こちらも参考にしてください。

 

https://www.noblehome.co.jp/column/column-41548/

この記事の目次
  1. 注文住宅の「準備期間」に決めること
  2. 注文住宅の「契約前」に決めること
  3. 注文住宅の「契約から着工」までに決めること
  4. 注文住宅の「着工から完成」までに決めること
  5. 注文住宅で決めることの優先順位のつけ方
  6. まとめ

注文住宅の「準備期間」に決めること

注文住宅の「準備期間」に決めること

注文住宅の準備期間では、予算や希望する住まいなど、家づくりの基本となる内容を整理します。まずは、以下の4つについて家族で話し合いましょう。

 

  • 家づくりの予算・資金計画
  • 建てたい家の希望条件と優先順位
  • 土地の条件
  • 依頼するハウスメーカー・工務店

 

 

 

ここからは、それぞれについて詳しく解説します。

家づくりの予算・資金計画

注文住宅を建てると決めたら、まずは家づくり全体の予算と資金計画を立てましょう。予算を決めずに土地や建物を検討すると、希望が膨らみ、あとから大幅な見直しが必要になる可能性があります。

 

まず、自己資金として用意できる金額と、毎月無理なく返済できる住宅ローンの金額を確認し、総予算を決めます。その際は、建物本体の費用だけでなく、土地代や外構工事費、登記費用などの諸費用も含めて考えることが大切です。

建てたい家の希望条件と優先順位

予算を踏まえながら、新しい家でどのような暮らしをしたいのかを家族で話し合い、希望条件を整理しましょう。

 

例えば、以下のような条件が挙げられます。

 

  • 子育てしやすい間取りにしたい
  • 家事動線を短くしたい
  • 在宅勤務用の書斎が欲しい
  • 庭で子どもと遊びたい

 

ただし、条件が多いと、すべてを取り入れるのが難しいこともあります。そのため、「必ず実現したいこと」と「できれば実現したいこと」に分け、優先順位を決めておきましょう。

土地の条件

土地を所有していない場合は、希望するエリアや条件を整理してから土地探しを始めましょう。土地の広さや形状などによって建てられる家が変わるため、建物の希望も踏まえて探すことが大切です。

 

土地を探す際は、主に以下の条件を整理しておきましょう。

 

  • 住みたいエリア
  • 通勤・通学にかかる時間
  • 必要な土地の広さ
  • 駐車場の台数
  • 庭に必要な広さ
  • 周辺環境や災害リスク
  • 日当たり
  • 土地の形状や接道状況

すべての条件を満たす土地が見つかるとは限らないため、土地についても優先順位を決めておくと探しやすくなります。

 

なお、以下の記事では、注文住宅の土地探しの流れやチェック項目について詳しく解説しています。土地探しから注文住宅を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

https://www.noblehome.co.jp/column/column-41564/

依頼するハウスメーカー・工務店

準備期間では、家づくりを依頼するハウスメーカーや工務店の候補を絞り込みましょう。住宅会社によって、得意とするデザインや工法、住宅性能、価格帯、保証・アフターサービスなどが異なります。

 

気になる住宅会社が見つかったら、公式サイトや資料だけで判断せず、住宅展示場や完成見学会などに足を運ぶのもおすすめです。建築費や間取り、住宅性能などの提案内容に加えて、担当者の対応や保証・アフターサービスも確認します。

 

複数の会社を比較し、自分たちの予算や希望に合った住宅会社を選ぶことが大切です。

なお、以下の記事では、ハウスメーカーを選ぶ際のポイントについて詳しく解説しています。住宅会社選びで迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

 

https://www.noblehome.co.jp/column/column-43748/

注文住宅の「契約前」に決めること

注文住宅の「契約前」に決めること

契約前には、間取りや建築費用、住宅ローンなど、家づくりの内容を具体化していきます。契約後に大きな変更が生じないように、以下の項目について決めておきましょう。

 

  • 基本的な間取り・建築プラン
  • 建築費用と見積もり
  • 住宅ローンの借入先・借入額
  • 工事請負契約の内容

 

ここからは、それぞれについて詳しく解説します。

 

基本的な間取り・建築プラン

契約前には、必要な部屋数や広さ、取り入れたい空間など、基本的な間取り・建築プランを固めておきます。大まかな方向性が決まっていないと、契約後に希望が増え、予算を超える可能性があるためです。

 

例えば、LDKの広さや子ども部屋の数、書斎やファミリークローゼットの必要性などを家族で話し合います。そのうえで、優先順位をつけておくと、予算に合わせて調整しやすくなります。

 

この段階では細かな仕様まで決めるのではなく、家族が希望する住まいの大枠を固めておくことが大切です。

 

なお、以下の記事では、注文住宅の間取りを決める際のポイントや間取りアイデアを詳しく紹介しています。間取りを検討している方は、ぜひ参考にしてください。

 

https://www.noblehome.co.jp/column/column-0005/

建築費用と見積もり

契約前には、希望する間取りや仕様を反映したプランをもとに、建築にかかる費用を把握しておきましょう。見積もりに含まれていない工事や設備が多いと、契約後に追加費用が発生し、当初の予算を超える可能性があります。

 

見積もりを見る際は、建物本体の価格だけでなく、付帯工事や外構工事、各種諸費用など、必要な費用がどこまで含まれているかを確認することが大切です。

 

土地を購入する場合は、土地・建物・諸費用を含め、家づくり全体の予算に収まっているかも確認します。

住宅ローンの借入先・借入額

住宅ローンを利用する場合は、契約前に借入先となる金融機関や借入額を具体的に考えておきましょう。金融機関によって、金利だけでなく、事務手数料や団体信用生命保険、繰り上げ返済の条件なども異なるため、複数の項目を比較することが大切です。

 

また、借入額は「いくら借りられるか」ではなく、「毎月いくらなら無理なく返済できるか」を基準に考えます。入居後は住宅ローン以外にも、固定資産税や修繕費、教育費などの支出が発生します。

 

現在の収入だけで判断せず、入居後の生活や将来必要になる費用も考慮して、無理のない借入額を決めることが大切です。

工事請負契約の内容

間取りや仕様、見積もりなどが固まったら、依頼するハウスメーカー・工務店と工事請負契約を結びます。契約後のトラブルを防ぐためにも、契約書の内容を十分に理解したうえで契約することが大切です。

 

契約時は、主に以下の項目を確認しましょう。

 

  • 工事内容
  • 請負代金
  • 着工・完成・引渡しの予定時期
  • 支払い時期・方法
  • 設計変更による追加費用の扱い

 

また、申込金や契約金などの支払いが必要な場合は、金額や支払い時期に加えて、解約した場合の取り扱いも確認しておきましょう。不明な点があれば事前に担当者へ質問し、内容を十分に理解したうえで契約することが大切です。

 

ノーブルホームでは、土地探しから資金計画、設計・施工まで一貫してサポートしています。茨城・栃木・千葉エリアで土地なしから注文住宅をご検討中の方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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注文住宅の「契約から着工」までに決めること

注文住宅の「契約から着工」までに決めること

契約後から着工までには、主に以下の項目について詳細を決めていきます。

 

  • 間取り・生活動線
  • 外観・屋根・外壁
  • 床・壁・建具などの内装
  • キッチン・浴室・トイレなどの住宅設備
  • コンセント・照明・スイッチなどの電気設備

 

完成後の暮らしをイメージしながら、1つずつ具体化していきましょう。

間取り・生活動線

契約後は、部屋の広さや配置など、間取りの詳細を決めていきます。間取りは毎日の暮らしやすさに関わるため、図面だけで判断せず、実際の生活をイメージしながら考えることが大切です。

 

例えば、キッチン・洗面所・物干しスペースを行き来する家事動線や、玄関からリビングまでの帰宅動線、来客時の動線などを確認します。また、朝の洗面所や玄関など、家族が同じ時間帯に利用する場所は、混雑しないかも考えておきましょう。

 

家族それぞれの一日の動きを想定し、スムーズに移動できる間取りを検討することがポイントです。

外観・屋根・外壁

外観では、家全体のデザインを考えながら、屋根・外壁・窓・玄関ドアなどの仕様を決めていきます。それぞれを別々に選ぶのではなく、色や素材の組み合わせを考え、建物全体に統一感を持たせることが大切です。

 

屋根は形状や素材、色によって、外観の印象だけでなく耐久性やメンテナンスのしやすさも変わります。外壁についても、デザインや色だけでなく、汚れにくさや耐久性などを踏まえて選びましょう。

 

完成時の見た目だけで判断せず、将来のお手入れも考えながら外観を決めることがポイントです。

 

なお、以下の記事では、一軒家の外壁で人気の色や、色選びで失敗しないためのポイントを詳しく解説しています。外壁の色で迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

 

https://www.noblehome.co.jp/column/column-43722/

床・壁・建具などの内装

内装では、床や壁、天井、室内ドアなどの素材・色・デザインを決めていきます。好みだけで個別に選ぶと、完成時に家全体の統一感を欠く可能性があるため、あらかじめ内装のコンセプトを決めておくことが大切です。

 

例えば、床の色を基準に、壁紙やドア、収納扉などを組み合わせると、統一感を出しやすくなります。また、水回りでは掃除のしやすさ、子ども部屋では汚れや傷への強さなど、使用する場所に応じた機能性も確認しましょう。

 

デザインだけでなく使いやすさにも配慮し、長く快適に暮らせる内装を選ぶことが大切です。

キッチン・浴室・トイレなどの住宅設備<

キッチンや浴室、トイレなどの住宅設備は毎日使用するため、デザインだけでなく使いやすさも考えて選ぶことが大切です。サイズや高さ、必要な機能などが家族の体格や生活スタイルに合っているか確認しましょう。

 

住宅設備を選ぶ際は、主に以下の点を比較します。

 

  • サイズや高さ
  • 収納の広さや使いやすさ
  • 必要な機能や設備
  • 掃除やお手入れのしやすさ
  • デザインや色
  • 価格

 

 

カタログだけでは実際の使い勝手がわかりにくいため、可能であればショールームへ足を運び、実物を見たり触れたりして比較するのがおすすめです。

コンセント・照明・スイッチなどの電気設備

電気設備では、コンセントや照明、スイッチの位置・数・種類を具体的に決めます。入居後に位置を変更したり数を増やしたりするには工事が必要になるため、家具や家電の配置まで想定して計画することが大切です。

 

例えば、テレビ・冷蔵庫・ベッド・デスク・掃除機などをどこで使うかを考え、必要な場所にコンセントを配置します。スマートフォンの充電場所やロボット掃除機の基地、Wi-Fiルーターなど、日常的に使う機器の置き場所も忘れずに確認しましょう。

注文住宅の「着工から完成」までに決めること

注文住宅の「着工から完成」までに決めること

着工から完成までの期間には、主に以下の項目を決めながら、新居での生活に向けた準備を進めます。

 

  • 外構・エクステリア
  • 家具・家電
  • カーテン・インテリア
  • 引越し・各種手続き

 

項目ごとに決定する時期が異なるため、いつまでに決める必要があるのかを確認し、余裕を持って準備を進めましょう。

外構・エクステリア

着工後は、建物の工事と並行して外構・エクステリアの詳細を決めていきます。外構は住まいの印象だけでなく、防犯性や使いやすさにも関わるため、実際の生活を想定して計画することが大切です。

 

主な検討項目は、以下のとおりです。

 

  • 玄関まわり:門扉・門柱・アプローチ・ポスト・表札
  • 駐車・駐輪スペース:駐車場・カーポート・駐輪場
  • 庭まわり:庭・植栽・ウッドデッキ・外部水栓
  • 敷地まわり:フェンス・塀
  • その他の設備:物置・外灯

 

外構工事の時期は住宅会社や工事内容によって異なるため、いつまでに仕様を決める必要があるのか、早めに担当者へ確認しておきましょう。

家具・家電

新居で使用する家具・家電は、「新しく購入するもの」と「現在の住まいから持っていくもの」に分けて整理しましょう。完成間際にまとめて準備すると、希望する商品の納品が間に合わなかったり、新居に収まらなかったりする可能性があります。

 

特に、ソファやダイニングテーブル、冷蔵庫、洗濯機などの大型家具・家電は、事前にサイズを測っておくことが大切です。設置スペースだけでなく、玄関や廊下、階段などを通って搬入できるかも確認しておきます。

 

また、家具・家電を搬入できる時期についても、あらかじめ住宅会社へ確認しておくと安心です。引渡し日や引越し日に合わせて、余裕を持って購入・搬入の準備を進めましょう。

カーテン・インテリア

カーテンやインテリアは、完成後の部屋をイメージしながら選んでいきます。カーテンを決める時期は住宅会社や工事の進み具合によって異なるため、いつまでに選ぶ必要があるのか、あらかじめ担当者へ確認しておきましょう。

 

カーテンは色やデザインだけでなく、窓の大きさや用途に合わせて、遮光性や断熱性、外からの見え方なども考慮します。また、家具や照明、ラグなどは、床や壁、建具の色や素材との組み合わせを考えることが大切です。

 

部屋全体の雰囲気をイメージしながら、統一感のあるカーテンやインテリアを選びましょう。

引越し・各種手続き

完成時期が近づいたら、引渡し日や工事の進み具合を確認しながら、引越しの準備を進めます。引渡し日が変更になる可能性もあるため、余裕を持ってスケジュールを組むことが大切です。

 

引越し会社を選ぶ際は、複数の会社から見積もりを取り、料金だけでなく作業内容や補償なども比較しましょう。

 

また、電気・ガス・水道・インターネットなどの開始手続きも必要です。現在の住まいが賃貸の場合は、解約手続きも忘れずに行います。

 

そのほか、入居前後には以下のような手続きが必要です。

 

 

住民票の異動

運転免許証などの住所変更

郵便物の転送手続き

火災保険・地震保険の手続き

住宅ローン控除の適用要件や申告方法の確認

建物表題登記・所有権保存登記などの登記手続き

 

必要な手続きや期限は、個別の状況や自治体、金融機関などによって異なります。手続き漏れがないよう一覧にして整理し、各窓口で必要な手続きや期限を確認しておきましょう。

注文住宅で決めることの優先順位のつけ方

注文住宅で決めることの優先順位のつけ方

注文住宅では、すべての希望を実現できるとは限りません。限られた予算のなかで納得できる家づくりを進めるために、以下では優先順位を整理する際の考え方を解説します。

予算の上限を最初に決める

注文住宅では、希望する間取りや設備を考える前に、家づくりに使える予算の上限を決めておくことが大切です。理想を先に膨らませすぎると、予算を大幅に超え、間取りや設備をあとから見直さなければならない可能性があります。

 

 

土地代や建築費、外構工事費、諸費用など、家づくり全体にかかる費用を踏まえて上限を設定しましょう。そのうえで、間取りや住宅性能、設備などにどの程度の予算をかけるかを考えます。

 

使える金額を明確にしておけば、予算内で実現できることを判断しやすくなり、優先順位もつけやすくなります。

家族の希望を整理する

予算を決めたら、家族それぞれが新居で実現したいことを書き出して整理しましょう。注文住宅は家族全員が長く暮らす住まいであるため、1人の希望だけで進めると、完成後に不満が生じる可能性があります。

 

まずは、以下のように家族それぞれの希望をリストアップします。

 

広いLDKが欲しい

収納を増やしたい

家事動線を短くしたい

書斎が欲しい

 

希望を出し合ったら、家族で共通しているものや、特に実現したいものについて話し合い、優先順位をつけていきます。あらかじめ希望を整理して共有しておけば、住宅会社との打ち合わせでも要望を伝えやすくなります。

あとから変更しにくいものを優先する

希望条件で迷ったときは、入居後に変更しにくいものを優先するのも1つの方法です。完成後に手を加えようとすると、大がかりな工事や高額な費用が必要になる箇所もあります。

 

例えば、間取りや窓の位置、建物の構造に関わる部分などは、完成後に簡単には変更できません。一方、市販の家具や一部のインテリアは、入居後でも比較的変更しやすい項目です。

 

家全体に関わるものから細かなものへ、変更しにくいものから変更しやすいものへと順番に検討すると、限られた予算のなかでも優先順位を整理しやすくなります。

まとめ

まとめ

注文住宅では、準備期間から完成までの各段階で、さまざまなことを決める必要があります。まずは予算や家族の希望を整理し、間取りや設備など、あとから変更しにくい項目を優先して決めていくことが大切です。

 

ノーブルホームでは、お客様の予算や希望に合わせた家づくりをサポートしています。何から決めればよいかわからない方にも、一人ひとりの希望を整理しながら家づくりをご提案します。

 

茨城・栃木・千葉エリアで注文住宅をご検討中の方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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岩井 佑樹

宅地建物取引士

岩井 佑樹 Yuki Iwai

『売る力 × 伝える力』を軸に、不動産の価値を最大化。不動産売買の専門家として現場に立ちながら、不動産分野に特化したWebライターとして1,000本以上の記事を制作。売却査定から仲介・買取まで幅広く対応し、物件の魅力を正しく伝えることで「早く・高く・安心」の取引を実現。派手な宣伝よりも、目の前の一人に誠実に向き合う姿勢を大切にしている。不動産とWebを掛け合わせた独自の発信力で、オーナーに最良の選択肢を示すことが使命。