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4歳の娘と学ぶ、ゲーム時間との付き合い方

久保田恵子 のコラム
2024.11.22
祖父母から4歳の娘に、プリンセスのタッチペンで遊べるゲームをプレゼントしてもらいました。
初めての自分専用のゲームに、娘は大興奮。
画面に夢中になるあの表情を見ると、子どもの好奇心の強さとゲームの魅力を改めて感じます。
しかし、楽しさのあまり時間を忘れてしまうのが子どもの常。
そこで私たち夫婦は、ゲームを始める前に「自分で終わりにする時間を決める」というルールを取り入れました。例えば、「長い針が5になったら終わりにする」といった具合です。
娘には、自分で決めた時間だからこそ、その時間が来たら納得してゲームを終えるという約束をしてもらいます。
もちろん、全てがスムーズに行くわけではありません。
「もうちょっとだけ…」
と泣いてしまうこともありますが、それもまた成長の一部。以前に比べ、比較的平和に終わりを迎えられることが増えてきました。
自分で決めたことだからこそ、彼女なりに納得して気持ちを切り替えられるようになっているのかもしれません。
このルールは、単にゲームを終わらせるための方法というだけでなく、時間管理や自己制御の力を育むための一歩でもあります。小さな成功体験を積み重ねることで、娘も少しずつ自信をつけているように感じます。
こうして親子で試行錯誤しながら、楽しく学び合いの日々が続いています。
私たちにとっても、娘にとっても、時間との付き合い方を学ぶ貴重な経験です。
