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成長の瞬間を見た、長男のバス通学デビュー

小田倉広実 のコラム
2024.12.6
我が家の長男は小学2年生。毎日、路線バスに乗って小学校に通っています。春休みの間、何度もバス通学の練習を重ねたので、入学式の翌日も安心して送り出したのですが、その日はまさかのアクシデントが…。
長男は、なんと違うバスに乗ってしまい、家とは真逆の方向へと向かってしまったのです。私が持たせたGPSも、全く想定していない場所に移動していて、私はもうパニック状態。急いでGPSを追跡し、必死に息子がいる場所を探しました。
その間、長男はというと、途中でバスを乗り間違えたことに気づき、運転手さんに「乗り間違えました」と伝え、途中でバスを降ろしてもらっていました。そして家に向かって一生懸命、歩いているところを私は見つけたのです。
息子の姿を見つけた瞬間の安堵感といったらありませんでした。この日は本当に生きた心地がしませんでしたが、息子が自分で考え、周囲に助けを求めることができるようになっていることに、大きな成長を感じた1日でした。
仕事でもそうですが、何事も想定通りに行くことばかりではありません。イレギュラーな事態が起きた時にどう対処するか、今回の出来事で、私自身も大切な学びを得た気がします。
