Sustainability

サスティナビリティへの取り組み

地域とともに
持続可能な成長を

株式会社ノーブルホーム 代表取締役

福井 英治

 ノーブルホームグループは、地域に密着した住まいと暮らしのリーディングカンパニーとして、これまでも「地域社会の発展」と「社員の幸せ」を大切な価値観として企業活動の原点に据えてきました。

 世の中では、国連で採決されたSDGs(Sustainable Development Goals)を踏まえ、持続可能な社会構築に向けた動きが国策としても、地方自治体や民間企業の取り組みとしても日々加速しております。会社や事業の成長・発展には、その会社・事業が社会の課題の解決に貢献し、お客様や社員などのステークホルダーから共感され支持され続けることが必須であると私は信じております。

 ノーブルホームグループは、グローバルな視点を持ちながら地域密着企業としてできるSDGsの達成に貢献していくために、経営活動及び事業活動を通じて、環境、社会、社員、地域に対して以下の取り組みを進めております。

 そして、お客様、お取引先、社員、金融機関などの全てのステークホルダーの皆さまに選ばれ、皆さまとともに持続可能な成長を続けてまいりたいと思います。

環境

・木材へのこだわり
・ZEH住宅の普及
・ノーブルフォレスト

社会

・すべてのお客様に価値ある暮らしを提供
・ダイバーシティの推進
・自治体と連携したまちづくり
・グループホーム建設

社員

・健康経営
・仕事と子育ての両立支援
・スキルアップ支援

地域

・ノーブルホームカップ
・ノーブルパートナーズクラブ
・ノーブルホームスタジアム水戸

環境

こだわり抜き、厳選した木材

縄文杉や大王杉に代表されるよう、木は数千年も生き続ける強い生命力があり、伐採されてからも数百年は強度を増し続けるという特性があります。世界最古の木造建築と言われる法隆寺五重塔が今日もその雄姿を維持し続けていることが、それを証明しています。木造住宅の強みは、経年の劣化にも対応する木の生命力に支えられているのです。
ノーブルホームでは、柱などの構造材にエンジニアリングウッド(集成材)を採用しています。無垢材は多くの利点もありますが、木目の方向により収縮率が異なるなど、見えないところから住まいへのダメージを与える原因にもなります。木の良い部分だけを強力に粘着させてから作られるエンジニアリングウッドは、無垢材に比べ約1.5倍の強度を誇り、乾燥による反りやねじれにも強く、構造躯体の安定に大きく貢献します。

環境

ZEH住宅の普及

ノーブルホームでは、2050年のカーボンニュートラル実現に向け住宅の省エネ化、省CO2化に取り組んでいます。
また、「エネルギー基本計画」(2014 年 4 月閣議決定)の「住宅については、2020年までに標準的な新築住宅で 2030 年までに新築住宅の平均で住宅の年間の一次エネルギー消費量が正味(ネット)でゼロとなる住宅(ZEH)の実現を目指す」とする政策目標に対して、自社が受注する ZEH(NearlyZEH 含む)が占める建築割合を 2025 年までに 50%以上とする事業目標を掲げ実現を目指します。

環境

ノーブルフォレスト

茨城県常陸大宮市に自社で購入した森林「ノーブルフォレスト」を所有し、子どもたちや協力会社と植樹活動を行いながら、環境保護や森づくりを行っています。

社会

すべてのお客様に価値ある暮らしをご提案

ノーブルホームでは、「お客様の幸せ」を第一に考え、創業当初より大切にしてきた「デザイン性」を強みにお客様一人ひとりの暮らし方にあった最適な住まいをご提案し、価値ある暮らしの実現に寄与します。

社会

えるぼし認定(3段階目)を取得

ノーブルホームでは2023年にえるぼし認定において最高位の3段階目を取得しました。現在、社員の男女比が約5:5となっており、管理職に占める女性の割合も約10%近くに達し、女性の活躍の場が多いことが数字に表れています。今後はさらなる管理職の女性比率の向上を目指し、社内研修やセミナーの機会を増やしていきます。

社会

多様な人材の採用(ダイバーシティ推進)

ノーブルホームでは、女性、障がい者、シニアなど多様な人材が互いを認め合いそれぞれの個性や特性を活かし働けるような環境、体制づくりに積極的に取り組んでおります。

社会

社員大工育成、外国人技能実習生の受け入れ(ダイバーシティ推進)

少子高齢化に伴う働き手の不足、大工などの職人不足という建設業界の将来の課題を見据え、建設の担い手育成として、ノーブルテックでの社員大工の育成や外国技能実習生の受け入れを行っております。

社会

ノーブルホームpresents Lady go!いばらき ~明日へのステップ~(ダイバーシティ推進)

2020年4月より、茨城放送で冠ラジオ番組を提供しています。SDGsな開発目標を見据え、現代の女性を取り巻く様々な課題にフォーカスし、女性がいきいき働ける社会について考えていく番組です。県内外の専門家や茨城県で女性が活躍する企業をゲストに迎えながら働く女性の未来について一緒に考えます。

社会

自治体と連携したまちづくり

常陸大宮市と「官民連携による常陸大宮駅周辺地区のまちづくり・宅地分譲開発に係る基本協定」を締結し、主に宅地分譲開発において、市とノーブルホームが協力・連携してまちづくりを推進していきます。常陸大宮市総合計画で市が掲げる将来像「人が輝き安心快適で活力と誇りあふれるまち」の実現に向けて、ノーブルホームがこれまで培ったノウハウで貢献してまいります。

社会

グループホーム建設

障害をお持ちの方が将来的に自立したり、地域の中で自分らしい生活を送るための住まい支援としてグループホーム建設を行っております。施設の提案を通じて、障がいをお持ちの方が安心して暮らせる環境づくりをサポートしております。

社員

健康経営

ノーブルホームでは、社員の1人1人が元気に活き活きと働く事ができる職場環境づくりと社員が心身ともに健康を維持しながら生産性の向上を図りながら働くことを目的とし、各拠点に「健康づくり担当者」をおきながら健康経営を進めております。

社員

仕事と子育ての両立支援

社員の平均年齢が34歳と、子育て世代が多く活躍するノーブルホームでは、仕事と子育ての両立支援として「育児短時間勤務制度」「時差出勤制度」を設けております。ライフステージの変化に応じて社員が長く安心して働ける制度や環境づくりに積極的に取り組み、現在の育休復帰率は100%となっています。

社員

スキルアップ支援

■ジョブローテーション
適材適所の配置、個人の希望や適正、能力に応じて様々な業務に挑戦できるできるようジョブローテーションの仕組みを設け、個々のキャリアアップや生産性の向上に努めております。

■資格支援制度
福利厚生の充実や業法上求められる有資格者の増員を図るため、建築士、建築施工管理技士、宅地建物取引士などの資格取得にあたっての支援制度を設けております。

地域

ノーブルホームカップ

青少年育成と地域の活性化を目的とし、2005年より自社主催で学童軟式野球大会を開催しております。エリアの枠を超えた予選トーナメントの組み合わせや、オリジナルイベントの開催等、他の大会にはない特色をもっています。また、2020年からはノーブルホーム旗茨城県硬式野球選手権大会、2022年より関東軟式野球秋季大会への協賛を行い、野球を通した子どもたちの健全な成長と地域の発展を応援しています。

地域

ノーブルパートナーズクラブ

少子高齢化や将来の住宅着工数減少を見据え、地元の業者と競合するのではなくパートナーとしてともに地域の住まいづくりを支えていこうという思いのもと「ノーブルパートナーズクラブ」という団体を2003年より設立しております。ノーブルホームの家づくりを支えるプロの職人集団です。

地域

ノーブルホームスタジアム水戸

高校野球全国大会(甲子園)の茨城県予選大会をはじめとした各種野球大会や、様々なイベントが年間を通して行われております。前述のノーブルホームカップの決勝大会も行われ、子どもたちのあこがれの地となっております。地域振興と地域スポーツを支援したいという思いのもと、2018年に水戸市民球場のネーミングライツ(命名権)を取得し、「ノーブルホームスタジアム」と改称しました。