家づくりの話
茨城県神栖市には美しい海が広がる！新築の注文住宅を建てるなら？
茨城県の東南部、鹿島地域に位置する神栖市は美しい海が広がる観光地としても有名です。神栖市の東部一帯は「鹿島臨海工業地帯」となっており、日本における石油や鉄鋼などの重要な共有地点の役割を担います。 今回は、茨城県神栖市に注文住宅を建てようと考えている方へ、茨城県神栖市の特徴や魅力、住みやすさについて解説するとともに、茨城県神栖市に新築の注文住宅を建てる際のポイントも紹介します。
目次
茨城県神栖市の特徴は？
茨城県神栖市は茨城県の東南部、鹿島地域に位置し、東側のほぼ全体が太平洋に向いている南北に長い形状をしています。
東京から100㎞圏内に位置する神栖市は「鹿島臨海工業地帯」が整備されており、国内でも代表的な工業地帯となっています。「成田空港」からは約30kmの距離にあり、高速道路の整備によって神栖市へのアクセスも向上しています。
また海洋性の気候に属し、1年を通じて雨量が少なく、寒暖差の少ない比較的温暖な気候を生かした農業や漁業も盛んです。ピーマンは全国第1位の出荷量を誇っていますし、南部では水産加工品が特産品として有名です。
太平洋に面している形状から、海水浴やサーフィンを始めとしたマリンスポーツが盛んなほか、内陸部ではサッカーやテニスなどさまざまなスポーツが楽しめるため、他県からも多くの人が訪れます。
茨城県神栖市の魅力は？
茨城県神栖市は「鹿島アントラーズ」のホームタウンでもあり、サッカー以外でもサーフィンなどのスポーツレクリエーションが充実しています。
また日本初の洋上風力発電所「ウインドパワーかみす」をはじめとする風力発電施設が稼働しており、次世代の再生可能エネルギーの担い手となっています。
さらに「東宮三社」のひとつである「息栖神社」は、パワースポットとして全国から観光客が訪れています。
アクセス・交通
神栖市には鉄道の駅がありません。貨物駅はありますが、旅客営業を行っていないため、市内の移動には車が必須です。一方で車がない場合は、公共バスや貸し切りバス、レンタカーやタクシーが用意されています。
東京からのアクセスなら、電車よりも高速バスの方が便利です。電車だと2時間以上かかるうえ、最寄りの駅からはタクシーもしくはバスを利用しなければなりませんが、高速バスだと「鹿島セントラルホテル」までなら1時間半、神栖市の中心部までは約2時間半で到着します。
成田国際空港を利用するなら、「成田空港駅」「空港第2ビル駅」からJR成田線（快速）に乗車し、「成田駅」にてJR成田線（普通）に乗り換えます。神栖方面に行くには「小見川駅」で下車してタクシーに乗り、約20分で神栖市役所に到着します。
観光スポット
県の東側が太平洋に面している神栖市は、「日川浜海岸」が有名です。海岸からは風力発電の設備が見え、近くにオートキャンプ場もあるため、夏には都心からの観光客で賑わいます。
海岸線にそびえる12基もの風力発電の風車がみられる「波崎ウインドファーム」も観光スポットとして人気です。また、鹿島臨海工業地帯にある鹿島港には、高さ52ｍの展望塔があり、鹿島臨海工業地帯を一望できます。
神栖市で忘れてはならないのが、東国三社の1つである「息栖神社」です。東国三社参りをすれば「伊勢神宮」にお参りをしたことと同じご利益が得られると考えられています。
買い物施設
神栖市には比較的新しい「オークビレッジかすみ」というショッピングセンターがあり、食品や日曜品、衣料などが購入できるほか、飲食店も複数あるので買い物には困りません。
また、「アルペン アクロスプラザ神栖店」「セイミヤ神栖店」「DCMホーマック 神栖店」などもあり、さまざまな品物を揃えられるでしょう。さらに日用品をまとめ買いするのに便利な「カインズ 神栖店」も、神栖市内に存在しているので家族連れでも楽しめる買い物施設が揃っています。
茨城県神栖市に注文住宅を建てるには？補助金や相場について
2021年度分として発表されたフラット35の利用者調査によると、茨城県で土地付注文住宅を建てる場合は、建物建築費用には平均約3,060万円、土地取得費用としては平均約770万円がかかるとなっています。
単純に計算すると、首都圏内に位置する茨城県で土地付きの注文住宅を建てる場合、平均約3,830万円がかかることになります。
また、土地の購入費用や建築費用以外にも、住宅ローンを利用する際の手数料や登記費用などの諸費用がかかるため、予算を決める際にはゆとりを持っておいた方がいいでしょう。
上で紹介した平均値は茨城県での平均値ですが、神栖市は茨城県でも人気のエリアであるため、茨城県の平均よりも高くなる可能性も否定できません。
もちろん土地の価格は立地条件によって左右されるものの、神栖市で敷地面積100㎡以上の住宅用地を求めるのであれば、土地取得費用は800万円以上を予算として考えておくことをおすすめします。
ただ、 神栖市には「かみす子育て住まいる給付金」が用意されており、住宅取得費の1部として最大100万円が支給されます。
対象となる要件は、以下のとおりです。
- 家の取得者が45歳未満である
- 高校生相当の子ども1人、親、満65歳以上の親族のいずれかが同居している
- 得した住宅に引き続き3年間居住する
- ほかの補助金制度を利用していない
住宅にも要件があり、以下の内容を満たさなければなりません。
- 取得登記から2年以内であること
- 延べ床面積が60㎡以上あること
ちなみに新築住宅購入に対する補助金額は25万円で、区域や子どもの数によって金額が加算される仕組みになっています。
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